どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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From the bottom of the dake #15




梶浦の死から一週間
俺は有理の個室に呼ばれた

有理「お前にはこれから仕事のパートナーになる奴を紹介する」
日吉「パートナー・・・」
有理「そうだ。今度は揉め事起こすんじゃねーぞ」
日吉「揉め事って・・・・梶浦先輩の事・・・・」
有理「ほかに何があんだよ。相変わらずうっとうしい」

梶浦の件に対して揉め事だなんて
さすがにそんな言い方ない、と俺は思った

日吉「そんな言い方ないよ。梶浦先輩の苦しみ、有理にはわからないの?」

俺がそう言うと有理が机を思いっきり叩いた
俺はたじろぐ

有理「だからお前は甘いんだよ。じゃあ何か?好きでもない相手に気を使って優しくしろってか。・・・はっ、反吐がでるな。そんな精神だから、死ぬんだよ。そんな事でいちいち死んでたら、この世の中人間皆いなくなっちまうんだよ!てかその理屈だと、俺この世からとうにいなくなってるな。俺は自分の力でゼロからここまでのし上がってきた」

日吉「・・・・・・そんな・・・。みんな有理みたいに強くないんだ。そんな強い人間ばかりじゃない」
有理「世の中そんな甘くねえんだよ!生きるか死ぬか、食うか食われるかなんだよ。お前だって多少はそういう人生送ってきたんじゃねーのか」


確かに俺は、明日も生きれるかわからないくらい底辺の生活してきた
自分の置かれている環境を毎日のように呪っていた

世の中を見返してやりたい

そういう気持ちだけでここまで生きてきたんだ

だから、周りが敵しかいなくても
その精神だけでこれたんだ

何の努力もせず、幸せを手に入れている奴らを憎んでいた

すさんでいた
クサっていた


しかしそんなどうしようもない俺でも・・・

人の心は忘れてはいけないとずっと思ってきた

心まで失って
心を殺して生きていくなんて、そんな悲しい事はないから
こんな俺でも、人間でありたかったんだ・・・・


日吉「とにかく・・・人ってそんな強く、ない」
有理「・・・・はっ・・・勝手にしろ。後は圭介に引き継いだから圭介のとこに行け。早く消えろ」
日吉「・・・・・」

有理が資料に目を通す
俺は無言で部屋を出た


廊下を歩きながら俺は色々考えていた

俺も小さい頃から多少は苦労してきたし、自分なりに頑張って生きてきた

いくらひどいイジメにあったって、
イジメくらいなんてことない、そう思ってきた

そんなくだらない事で悩んでる暇なんて、俺にはなかった

そいつらを、見返すことしか頭の中になかった
こいつらはバカなんだ、弱いんだ

そう見下してきた


そんなすさんだ俺でも、人を思う気持ちだけは忘れたくなかった

俺は


人に愛されたかった
必要とされたかった

ただ、それだけだった・・・・・・



三田「あ、相沢君」

前から三田さんが歩いてきた
俺はハッとなる

日吉「あ、こんにちは・・・」
三田「ちょうどよかった!今から新人さん紹介するよ、会議室に一緒に来て」
日吉「はい」


俺たちは会議室に向かう

三田さんは相変わらずひょうひょうとしている

三田「なになに?そんな見つめないでよ、照れるじゃん!」
日吉「あっいや・・・三田さんってなんでそんなにいつも落ち着いてるのかなあって・・」
三田「えーー、何それ。オヤジくさいとか言わないでよ」

三田さんがそう言って笑う

三田「あんまり態度に出ないのかもね。まあ・・・30年生きてると、自分を抑えるすべってのも備わってくるし。・・・人は人、自分は自分、そんな感じかな」
日吉「・・・・・やっぱり、落ち着いてます」
三田「そうかなあ・・・・。俺ね、ずるいんだ。相沢君より一回り多く生きてる分、ずる賢いんだ。だから・・・・相沢くんのそういうまっすぐなところ、うらやましいんだ」

まっすぐ・・・・
そんな事、初めて言われて俺は戸惑う

三田「その困った顔たまんないなあ。・・・・ほら、こういうとこがずるいの俺。ははっ」


三田さんがそう言って俺の頭を軽くポンポン、と叩いたのだった



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


三田「今日から一緒にお仕事する、柳田章君ね。柳田君のが相沢君より2つくらい上かな」

柳田「よろしくお願いします」
日吉「あ・・よろしくお願いします」

柳田さん・・・・
大人しい、控えめな感じの人だ

三田「なんだかお見合いみたいだなあ。妬けちゃうなあ」


三田さんが冗談を言ってその場を和ませようとしてくれたけど
空気がシーーーーーーーンと静まりかえり、
沈黙が続いた

三田「・・あらら。じゃあ柳田君、色々手続きあるからしばらくしたら俺のとこ来て。少し二人で休憩しつつ話してみるのもいいんじゃない?」

そう言って三田さんが部屋を後にした


柳田「三田さんって・・・おいくつなんでしょうか」

少しして柳田さんが、ポツリと言った

日吉「29歳・・・だったと思いますけど・・・なんで・・・」
柳田「・・・・・僕、三田さんの事、好きになっちゃったみたいです」
日吉「・・・・・・っ!!」


柳田「相沢さん!!応援してくださいね!これから仕事頑張れそうです」

そう言って笑顔で柳田さんが俺の手を握った

小説2挿絵15


柳田「お互い敬語やめましょう。仲良くしたいんで」


もし俺が
三田さんとあんな関係だって知ったらどうなるんだろうか・・・


だけれど
三田さんと正式に付き合ってるわけでもないんだ・・・・



俺は複雑なこの心境を必死に隠したのだった




つづく





あるカンです


新しいキャラ登場です
キャラ表はもうちょいお待ちくださいねっ


今回の挿絵は本当に手抜きです
全てがひどい

スランプとかおこがましいけど、今本当に描けないループにはまっています
どうすべえええぇ・・・・ ぐでっ_ノ乙(、ン、)_


日吉って、自分で書いててなんかムカツクわ、うんv

はっきりしないとことか


有理くらいはっきりしてて強い男って憧れるね
かっこいいよね
ついていきたい!!って思うよね

今の男の子ってか弱くってなんか頼りないのばっかだから。
だから女がでしゃばるんだ。


9月に入りましたね

やばい・・・今年もあと4か月とか・・・・


時間よ、止まれえええええ←


拍手コメントのお返事です↓


えみこ様☆

こんにちわ(´∀`)えへえへ←
梶浦君ちょっとかわいそうだったかな・・・(汗
彼は悪者のままで行かせてあげたかったんです
合掌・・・・(iДi)
ルークといえばやはり腹筋ですよねっ!!
ガイお好きとわ!!!
ガイはなんかいい奴すぎてなんか物足りないっていうww


三毛neko様☆

ええ、日吉と三田さん、勝手にいちゃいちゃしてくださいよっていうww
この暗い小説でのなんか一つの日差し。。。って感じですよね、三田さん。
まあ私が理想とする男第2弾のキャラですからね( ´艸`)
第1弾は前小説の平松先輩だったので・・・懐かしい!
ではでは~~~~!


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