どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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WHITE ANGEL #3


キャラクター紹介

前回のお話





平日の穏やかな午後。

・・・・・・・・・・


俺はうっすらと目を明けた。


右下にある高坂の何の悩みもなさそうな寝顔がある。

目を細めながら見ている。


けっこうまつげ長いんだな・・・・・


・・・・って何考えてんだ、俺。
どうした、俺。


よし、もうちょっと寝よう、うん。


俺が目を閉じた瞬間、高坂が少し動いた。


高坂「うーーーーーーーーーん・・・よく寝た」


俺はまだ目を閉じたままだ。


高坂「あれ・・・せんぱいまだ寝てるのかー」


思いっきり起きてますけど、何か。

と心の中でつっこみいれる俺。


大丈夫か俺。


高坂「・・・・・・・」


目を瞑ってるというのに高坂の視線が突き刺さるのはなぜだろうか・・・


高坂が動く音がした。

??


高坂の手が俺の髪の毛に触れた。

何だ、何なんだ、何するつもりなんだ

心臓がドクンドクンいっている。


てかここで目を覚まして「何してんだ!」って言えばいいじゃないか。

顔がひくひくしそうだ・・・

何か言ってくれ・・・・・!!!

蟆剰ェャ謖ソ邨オ・点convert_20110514022757




高坂「せんぱい、実はね・・・・・」


実は・・・・なんだ!!??

狸寝入りもそろそろ限界だ。

身体もつってきた。


高坂「実はね・・・・俺・・」


もう・・・・・もう限界だーーーーーーーーー!!


思った瞬間。




ピロピロピロピロピロピロピロピロ


俺の携帯が鳴った。


一樹「うわっ・・・・・・・!!!」


俺は起きた




ーーーーーふりをした。



助かった・・・・・・・死ぬかと思った・・・・

一樹「なんだよ~~、気持ちよく寝てたのに・・・・誰だよ」

そう言って俺はポケットから携帯を取り出す。


自分で言ってて白々しくてアホみたいだった。


高坂「・・・・・」


バレて・・・ないよな??

一樹「もしもし」


待受けもよく確認しないまま電話に出た。

そのくらい俺はこころの中でテンパッていた。


「もしもしじゃないわよーー!」

奈那子かよ。

一樹「何?てか学校はお前」

奈那子「それはこっちのセリフなんですけどー。創立記念日なのよねうちの学校」

一樹「あっそ。てか今忙しいから切る」

奈那子「忙しいってなによ!!信じらんないっ」


・・・・・これだから女は疲れるんだ。

一樹「ていうか俺達もう別れたんだし電話かけてくんなよ・・・」

奈那子「・・・・・・・ひどい。幼馴染の仲じゃない」


フッたのはお前だ、奈那子。

奈那子「第一私別れるなんて一言も言ってない・・・」

一樹「あーーーー、電話代かかるしあとで寄るから切るぞ!」



こっからが長いんだ。

ネチネチグチグチ言い出すんだ。

たまったもんじゃない。


奈那子「ちょっと・・・!!電話代と私の話どっちが大切なの!!」


もちろん電話代に決まっている。

舌打ちしながら俺は、携帯の電源を切ってバッグの上に放り投げた。


高坂「修羅場ってか~にしし」


一樹「マジ疲れる・・・・」

高坂「俺もついてっていいすか?」

一樹「だーめだ。今日はもう帰るわ、俺」

高坂「ちえ、はーーい」


けっこう素直なんだな。

高坂「せんぱい、明日一緒に帰らない?教室いくから、俺」

満面の笑みで高坂が言った。


一樹「わかった」



そっけなく答えた俺だが実はおんなじ事を思ってた。

というか期待していたんだ。


高坂といると楽な自分に驚いた。

もちろん同じ男だから気を使わなくてすむのもあるけれど・・・・


もっと
そんなんじゃない

何か  


を・・・・


感じたのかもしれない。

自分でもよくわからないけど気持ちは晴れ晴れとしていた。

高坂「んじゃ、また明日ねーせんぱい」


高坂がおおげさに手をぶんぶん振りながら去っていった。





~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



午後3時45分。

奈那子の家の前。

インターホン押そうと思った瞬間、


奈那子「2階に勝手に上がってきていいよ」


窓から奈那子が大きな声で叫んだ。


奈那子の家族とは家族ぐるみで仲がいい。

おばちゃんもとってもいい人でご飯も何度もご馳走になったのだ。


でも付き合うのとこれとは別だ。


一樹「いや、お前が降りてこいよ、すぐ帰るし」


隣だけど。

奈那子「わかった・・・」


今日ちゃんとはっきり言おう。

俺は奈那子の事なんとも思ってないって。
もう恋人ごっこはできないんだって・・・・

単なる幼馴染としか思えないんだって・・・・・


ガチャンとドアが開いた。

奈那子「・・・・・さっきはごめん。誰かと一緒だったよね?」

こういう素直なところは奈那子のいいとこだ。


一樹「ダチと一緒に昼寝してた」

奈那子「男だよね?」

一樹「ああ、男だけど」


うん、嘘は言ってないよな、俺。

嘘は言ってない・・・・・のにやましい気持ちになるのはなぜだろうか。



一樹「奈那子、お前は大事な幼馴染だけど女としては付き合えない。もうほっといてほしい」



素直な気持ちだった。

これ以上どう言えばいいのかわからないくらい本音だった。


奈那子は俯いてボソっ・・と何か言った・

一樹「奈那子?」


奈那子「わかった・・・・・だけど私はずっと一樹が好きだから!」


そう言って奈那子が俺の胸元に抱きついてきた。



・・・・こんなとこで学園ドラマでも演じてるみたいだった。

一樹「人に見られる、奈那子」

奈那子「いい、見られても。私は一樹に抱かれてほんと幸せだった・・うれしかったの」


奈那子・・・ごめん。俺・・・あんな軽い気持ちで奈那子を抱いてしまった・・・・

頭ではそう思ったけど俺は何も口に出来なかった。


奈那子「また好きになってもらえるよう頑張る。だから・・・・すこしここのままでいいかな・・・」


一樹「・・・・・・うん」

俺は奈那子の背中に腕を回した。

思えばいつも奈那子から抱きついてきただけで、俺のほうからちゃんと奈那子を抱きしめたことなかったんだ・・・



こんな・・・・

こんなにかよわかったんだ、女の子って

強く抱きしめたら折れそうだ



なのに・・・こんな時なのに

なぜか俺は


高坂の寝顔が脳裏から離れなかったのだったーーーーーーーーーーー








つづく






あるカンです


今回は奈那子登場しましたー

BL小説に出てくる女の子ほど可愛そうな立ち位置はないですよね・・・
だってむくわれないの決定じゃないですか(笑


この小説書くにあたって
中学時代の卒業文集と卒業アルバムじっくり見ました

だめだ・・・キュンキュンしてしまいます(キモイ


さて

小説自体はけっこう先まで構想できてるんですが
イラストが追いつきません(笑


感想お待ちしております。

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コメント
この記事へのコメント
きゃー
絵お上手ですね。
膝枕に萌えます。
2011/05/18(水) 21:32:36 | URL | 雛苺 #-[ 編集]
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