どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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WHITE ANGEL #8

キャラクター紹介

前回のお話



一樹「お前・・・・・」

斉藤「・・・・・・・・・・」


斉藤が目を細めた。

保健室に沈黙が続く。


一樹「お前、俺を脅してるのか」


態度では平静を装っているが
頭の中ではそうとうテンパッていた俺だった。


足に力が入らない

右足が痛む。


痛みよりもこの状況をなんとか打破できないかと試行錯誤していた。


斉藤「すいません、そんなつもりじゃないんです。そんな怖い顔しないでください」

一樹「・・・・・」


斉藤「古賀せんぱい、怪我してるんでしょう?俺が応急処置しますから座ってください」


こんなとこでかりなんて作ったら後が怖そうだ。

その手には乗るもんか。


一樹「いい、自分で出来る」


俺はあたりを見回して救急箱を探した。


斉藤「いいから座ってください!俺がやりますから」

そう言って斉藤はむりやり俺をベッドに座らせた。


一樹「おい・・・・」



何て強引な奴なんだ。


斉藤は救急箱を取り出し、シップを貼って包帯を右足に巻きつける。


挿絵8



斉藤「転んじゃいました?・・・・・・はい!!終わりです」

一樹「・・・・・」


斉藤「そんな不信な目で見ないでくださいよ。調子に乗ってすいませんでした」

一樹「・・・・・どうも。」

斉藤「いえいえ」


斉藤はニコっと微笑んだ。

この笑顔が怖いんだ。


瞳の奥が笑ってないように見える。
考えすぎなのか。


斉藤「俺、淳の小学校の時からの友達なんです。淳と・・・付き合ってるんですよね?」

一樹「な・・・・そんなわけ・・」

斉藤「ごまかさなくっていいです。淳見てればわかりますから。誰にも言わないですから」


何もかもお見通しってやつか。


一樹「別に・・・まだ付き合ってるわけじゃないんだ」

斉藤「でも淳のこと、好き、ですよね」


一樹「・・・ああ」



斉藤はふっと、鼻で笑った。


カチンとくる。


斉藤「うらやましいな・・・ちなみに淳の‘初めて’の相手は俺ですから」


一樹「おい!!それ・・・本当なのか!!?」


俺は斉藤の肩をつかんだ。

斉藤「うわっ!!・・・・・・あの、冗談なんですけど・・・」

一樹「お前・・・本当にいいかげんに・・・」


キーーンコーーーン・・・

チャイムが鳴り出した。


斉藤「俺も淳のこと好きですから。これは冗談じゃないですよ」


斉藤が俺を睨んだ。



ライバル宣言ってやつか。

生まれて初めてされた。


上等じゃねーか。



斉藤「それじゃあ、俺もう教室戻ります。淳と話したいですし」


そう言って斉藤は静かに保健室を出て行った。




最後までイヤミな奴だ。



煮え切らないまま、俺も保健室を後にしたーーーーーーーー




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



高坂「せんぱい、夏休みはどうするのー?」

一樹「んー・・・・夏期講習とあとは田舎のばあちゃんの家に遊びに行くくらい」

高坂「ええ!!3年でもないのに講習なんてあんスか!!げぇ」


学校の校門を出て歩いてる俺達。



一樹「高坂は?」


高坂「だーかーらーー、淳でいいってば、せんぱい」

一樹「・・・わかった。淳は?」


サラッと言ったが実は心の中では思いっきり照れていた。


淳「とりあえず家族とバリに旅行くらいかなー・・・」


とりあえずって・・・くらいって・・・・バリってどこだよ・・・


淳「去年はヨーロッパだったから今年は南国だってさ」

一樹「あっそう・・・。俺なんて生まれてこのかた、海外なんて行った事ねーのに・・」

淳「あ!!じゃせんぱいもついてくる??もちろん旅費出すし」

一樹「いや、さすがにそれはないわ。アホかお前」


冗談じゃない・・・そんな恥ずかしいまねできるかっての・・・・


淳「あ・・・・」

一樹「・・・なに?」


突然淳が俺の腕をつかんで走り出した。

一樹「おいっ」

淳「いいから!!早く電車乗っちゃおう」


そしてバタバタと改札に入る俺達。

一樹「どーしたんだよ、急に」


淳「あーー・・・ちょっとめんどくさい奴がいてさ」

淳は顔をしかめた。


一樹「・・・・・」

俺達は電車に乗り込んだ。


淳「ふーー・・。ところでせんぱい。今からせんぱいの家遊びに行っていい?」


一樹「ええ??何だよ、突然・・・」

淳「だってアイツ、この後絶対ウチの前で待ち伏せしてるもん、お願い!」


淳が顔の前で両手を合わせた。

一樹「いいけど・・・いっとくけど狭いからな」

淳「いえいえ、おかまいなく」


何がおかまいなく、だ。調子のいい奴だなあ。



そして俺達はずっとだべりながら俺の家へと向かったのだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


淳「そっかーーーー、学と話したのかあ」


一樹「アイツ、お前のこと・・・」

淳「あーーーーー、知ってるけど、別に」


別に、ってなんだ別にって。


こんな話をしながら俺達はベッドによりかかりながら話していた。



淳が俺の部屋にいる。

なんか変な感じだ。



奈那子とはあまりにも距離が近すぎて、ドキドキなんてしたことなかった。

嫌いでもなかったけど好きでもなかった


そんなあやふやな気持ちのまま何度かここでHをしていた。


親の目を盗んで・・・・、




イケナイ、ことしてる


そういうのが燃えてたのかもしれない。

ホントにバカだったと思う。



もしかしたら今度は淳とここでするのかもしれない・・・



そう考えただけで頭が沸騰して破裂しそうになった。


何考えてんだ、俺。

落ち着け、俺。


淳「せんぱい、さっきのことだけど・・」

・・・・!!


一気に現実に戻った。

一樹「うん」



淳「実は俺、婚約者がいるんだ。親が勝手に決めた」

一樹「・・・・・!」


淳「さっき、そいつが待ち伏せしてたから逃げたってわけ」


恋ってそう簡単にいくものじゃないとは思ってたけど・・・・



こうも立て続けに問題が押し寄せてくるものなのか。

淳「ほんと、お嬢様~~って感じ。超つまんない子なのよ、また」


一樹「実際会ったりしたのか?」

淳「うん、何度も。」

一樹「ふーん・・・大変だな」

人事のように言ってる俺だが人事ではなかった。


淳「ねえ・・・・抱きしめていい?」



キタ!!

一樹「・・・・・なんだよ・・今さら・・」


心臓がすごい速さで波打つ。



淳が俺を押し倒してきた。


今まで自分が押し倒してたのがまさか逆の立場になるなんて。

なんとも言えない気分になった。



俺、どうなるんだろうか・・・




初めてじゃないけど初めてだ。

そんな支離滅裂なこと思いながら俺は、淳の背中に腕を回したのだったーーーーーーーーーー




つづく





こんばんは、あるカンです
ちょっとあいてしまいました。


保健室。
どんなんでしたっけ????

ってなりました(笑



ちなみに挿絵、描き忘れがあったのでそのうち加えて差し替えます。


キャラ表に学を足しました。

なんか一癖ありそうなキャラですねww


感想お待ちしております~~

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