どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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WHITE ANGEL #10

キャラクター紹介

前回のお話




6月の第2週目の土曜日の午後。


俺は横浜にあるセレクトショップに来ていた。

俺のお気に入りのお店だ。

いつもここで服を買っている。


一樹「バイトしないときついな・・そろそろ」

俺は小さい声で独り言を言った。


高1のときは1年間コンビニでバイトしていたけど春でやめたのだ。


よし

そろそろバイトを探そう。



そして俺は何も買わないまま店を出た。


ピロピロピロ・・・・・



携帯が鳴った。

淳からだった。

一樹「もしもし、どうした」


淳「チーーっス!!!せんぱい今暇?」

一樹「まあ・・・暇っちゃ暇だけど」

淳「今、学とカラオケしてるんすけど一緒にどう?」


・・・・・斉藤もいるのかよ。

はっきり言って盛り上がるわけがないのに。

淳「横浜駅からすぐのとこだし。ほら、前せんぱいと一緒に入ったゲーセンのまん前!」


ああ・・・・あそこか。ここから10分くらいか。


気がすすまないけど

斉藤と2人ってのが気に食わないので行くことに決めた。


一樹「わかった。今から行く。んじゃ」



そう言って俺は電話を切ってダラダラと歩いた。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


カラオケボックスの前に斉藤が立っていた。

斉藤「こんにちは」



何で待ってるのが淳じゃなくてコイツなんだよ・・・・・


斉藤「突然すいません。俺が古賀さんを呼んだらどうかなって提案したんです」


一樹「・・・・・」

斉藤「古賀さんといろいろ話してみたかったから」


いったい何をたくらんでいるんだ、コイツは。


斉藤「またそんな不審者を見る目つきしないでください。俺、古賀さんとも仲良くなりたいんです、ダメですか?イヤなら俺ももう、こういうことしないから・・」

一樹「・・・・・・・別に、いいけど・・・」

俺がそう言うと、斉藤が笑顔になった。


斉藤「よかった!じゃあ今日はめいっぱい楽しみましょう」


そして斉藤は中へ入っていった。

俺も後に続く。



やっぱり斉藤って何を考えてるのかわからない奴だ。


斉藤「ここです」



斉藤がドアを開けると淳がうたた寝していた。

斉藤「あらら・・・淳、寝ちゃってますね」

ホントだ。


淳の可愛い寝顔に俺達は和んだ。



一樹「淳って昔からこんな感じなのか」

斉藤「いえ。人見知りでおとなしくて俺の後ろにいつも隠れてるような子でした」

一樹「えっ・・・」


想像がつかない。



斉藤「中2の冬くらいかな・・・・・突然変わりだしたのは。髪の毛もイメチェンしだして洋服も垢抜けて、自分から人に話すようになったんです。ほんと、引っ込み思案なお坊ちゃまって感じだったから」


一樹「へえ・・・・」

淳「多分・・・淳が変わるきっかけとなった大きな‘何か’があったんでしょうね」

一樹「アイツ・・・中学もあんな感じでみんなの中心人物だと思ってた・・」

斉藤「ぜーーんぜん。目立たなかったですよ。唯一の話せる友達が俺くらいでしたから」



そう・・・・なのか・・・・・


淳を変えさせた出来事っていったいなんだったんだろう。





もっと淳のこと知りたい。

そして俺のことも知ってほしい。


淳「ん・・・・・」

斉藤「あ・・・・」

淳「あれ・・・・・せんぱい、いつの間に来てたの・・」


淳が目をゴシゴシしながら話す。


一樹「・・・・・・」

斉藤「淳も起きたことだし、カラオケ再開しますか!」




そして俺達は2時間くらいカラオケをしたのだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


俺は家に帰ってずっと淳のことを考えていた。



斉藤から聞いた淳はまるで今の淳とはイメージが違った。



中学2年のときに淳を変えた出来事ってなんだろうか。

人見知りでおとなしい淳なんて今からじゃ想像できない。



小説挿絵10



アイツ・・・・無理してるのかもしれない。

いつも楽しそうに見えてたけどホントは違うのかもしれない。


でもきっと


全部が淳なんだ、俺にとって。


俺にとって淳はただ一人なんだ。




他に変わりはいない。

その事実だけで充分なんだ。


ピロピロピロ・・・・


電話だ。

ベッドの上にある携帯を俺はとった。

奈那子からだ。


一樹「もしもし、どうした?」

奈那子「あ、うん・・・・。ただ一樹の声が聞きたくて・・・」

一樹「・・・・・・」


このセリフが淳からだったらキュンとくるんだろうな・・・きっと。


奈那子「一樹、今付き合ってる人、いるよね?」

一樹「・・・・・・ああ」

奈那子「そっか。きっと素敵な子なんだろうな。一樹をそんな風にさせるなんて・・・」

一樹「俺、そんな違うか?」


ひと呼吸おいて奈那子がしゃべりだした。

奈那子「うん・・最近、すごくイキイキしてていい感じだよ。こんな一樹、今までみたこと、ない」


俺は照れた。

奈那子「一樹って、今まで何かに真剣になったりしなかったでしょ。何に対してもなんか客観的に、物事見てる感じ・・・っていうのかな。覇気がないっていうか・・・」

一樹「それはいいすぎだろ。・・・でもまあ、きっとそれはアイツと出会ったからだな・・・。アイツのおかげで俺、これからも変われる気がするんだ、前向きに」



奈那子「・・・・・・私、応援するよ。そして一樹のことあきらめる」


奈那子・・・・・・・・

奈那子「私だってこのままじゃ前に進めないから。一樹と話して決めた。いつまでも後ろ向きじゃダメなんだ」

一樹「うん・・・・・・ありがとう・・奈那子。ほんとごめん」


奈那子「よおおーーーーーっし!!新しい恋、見つけるぞーー!!じゃあね、一樹」

一樹「ああ、おやすみ奈那子」



奈那子・・・ありがとう。

奈那子も変わろうとしてるんだ。俺ももっと前向きにいかなくちゃ。


一樹「よし!!バイトでも探すか!!」


俺はネットでずっとバイト求人を探したのだった。










この電話のあと・・・・


奈那子が一晩中泣いたのを、俺は、知らないーーーーーーーーーーーーーーーー






つづく





あるカンです。


さて
挿絵ですが、学ラン着てるのが13歳の淳

右が今日カラオケいったときの淳、ようするに今の淳ですね。
すごい変わりようで・・・・(笑

学ラン、超久しぶりに描きました。
参考はもちろん中学の卒アル。

学ラン・・・・・好きなんだけど、最近みないですね・・・


なんか学ランってきちっとしてていいですよね。

学ラン萌え~~~~~ですな


ところでみなさん、セレクトショップ、ご存知でしょうか。
私は2年くらい前に知りました。


当時今とは違うパートしてたときに

ゲーム仲間って感じで仲いい大学1年生の男の子がいたんですが、
いつも服がおしゃれですごいな~~

と思って、どこで服とか買ってるのかと聞いたら


{セレクトショップ} だと。

なんだ、それ???でしたwww
彼女のデート代より自分の服にお金かけてる  って言ってた。


今の若い男の子は
女にお金使うより自分の服やカバン、靴などにお金使いたい

って子がとても多いそうですね。
ようするにおしゃれにお金使いたいと。

時代はかわったんですねw

それではー・・・

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