どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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WHITE ANGEL #11







荒井「では各自、教室へ向かうように。」

荒井ちゃんの声とともに教室がざわつく。


博也「おい、一樹。お前何にしたん」

一樹「プラモデルー」

博也「うっわwwお前 ガキくせ!!」

一樹「うっせーよ!!博也は?」

博也「英会話。マジメっしょ」


自分で言ってりゃ世話ねーよ。
俺はカルチャースクールが始まる3年2組の教室へ向かった。

カルチャースクールとは何か。


一つ、自分のやりたい項目を選んでそれを同じ仲間同士で交流しあうという

なんとも漠然としないものだった。


いろんなジャンルがあって、たとえば
折り紙、ボードゲーム、CG,将棋、数学、なわとび、そろばん・・他たくさん。


遊びから教養までホントにジャンルはさまざまだ。


それで俺はプラモデルのカルチャースクールにしたってわけだ。


適当にプラモデル組み立てればいいだろうし楽だろう

という安易な考えでここにしたのだった。



淳は・・・どこにしたんだろうか。

メールでも打ってみるか・・・・。


そして俺は教室を移動しつつメールをポチポチ打っていると目の前に本人が現れた。


一樹「うわ!!・・びっくりしたーーー」

淳「誰にメール打ってんの~~~せんぱいっ」

一樹「お前だし・・・」

淳「え、なになに?そういえばせんぱい、カルチャースクール何にしたの」

一樹「だからそれをメールしようと」

淳「俺、手品~~~」



やっぱり俺とはかぶらなかったか。

と、いうのも当たり前だ。


なんせ何十個も様々な種類があり、全校生徒が一斉にやるのでまず、被るわけがなかった。

被ったら逆に奇跡か、最初から一緒に入るかのどちらかしかないだろう。



一樹「俺、プラモデル・・・」

淳「マジ?先輩なんかかわいーーー」

一樹「うっせーよ」


プラモデルってそんな幼稚なのだろうか・・・・・・。



一樹「じゃーな。今日は多分時間合わないだろうから明日な」

淳「だねー。せんぱい、愛してるよーーーっ、バイバイ!!」


そう言って淳はわざとらしく投げキッスをして去っていった。


一樹「・・・・・・」

こういうとこがホントに憎めないというか無邪気でかわいいというか・・・・


やっぱりおとなしかった淳なんて想像できなかった。



今度聞いてみよう。

ダメモトで。



そんなこと考えてると目的についた俺はドアを開けた。


一樹「あ・・・・」



教室に一人だけ立っていた。

「あ、君もこのカルチャースクール?もしかして」


一樹「あ、はい」



なぜか俺は敬語になった。

多分3年生だろうと思ったのもあるが、品性があってなんか緊張してしまったからだった。

不思議な雰囲気の人だ。


「そっか。僕もなんだ。あ、平松直人っていうんだ、よろしく」

そう言ってとってもさわやかな笑顔をした。



俺の体に電撃走った。



顔は忘れてたけど間違いない。




平松先輩


俺がこの学校を選んだきっかけとなった、まさにその人だったーーーーーーーー




~~~~~~~~~~~~~~


「はい、今から各自組み立ててください、はじめ」

このカルチャースクールの顧問の先生が教室に響き渡った。




教室には平松先輩と他3人。


俺は平松先輩と向かい合わせになってプラモデルを組み立て始める。

なんだろう、この緊張感。



でも不思議と落ち着く。


平松「プラモデルって面白いよね。これぞ男の遊びって感じしない?」

一樹「あ、はい・・・わかります」


全然わからなかった。

別に組み立てなんて好きでも何でもない。


それよりも目の前に平松先輩がいることに気が散っていた。



平松先輩が真剣に組み立てている。

それを俺はチラチラ見ていた。




あれは・・・・・・


そう

俺が中2のときの12月の半ばあたりだったと思う。


俺が焼却炉にゴミを捨てに行く途中で平松先輩に会ったのだった。


焼却炉の裏の細い小道に先輩はいた。



「ニャア」


猫の鳴き声がした。


振り返るとそこにはそう、ダンボールの中にいた平松先輩が猫を抱っこしようとしているところだった。



平松「大丈夫、大丈夫だから。怖くないから」

平松先輩がとても優しい目で猫を撫でた。




俺はなぜか目を奪われた。

映画のシーンを見ているようだった。



平松「今、お水もってくるからちょっと待っててな」


そう言って平松先輩は猫をダンボールの中に戻して学生カバンをおいたまま走っていった。



一樹「おいおい・・・大丈夫かよ」


俺はカバンを拾った。

ネームプレートを見た。



一樹「3年・・・・平松先輩・・・・・・・か・・」


そして俺はカバンの中身をそっと見た。

俺、ヤバイことしてるな・・・・・



そう思いながら見ていると。

横浜桜風高校のパンフレットや資料が入っていた。



今、まさに俺が通っている学校だ。


一樹「ここ、受けるんだ・・・」



後ろからバタバタと足音が聞こえた。

一樹「やばっ・・・」


平松先輩が駆け寄ってきた。


平松「はあ・・はあ・・・・・・あ、あれ、猫・・」

一樹「どっかいっちゃいました。それより、これ。おきっぱなしにしてたら危ないですよ」


平松先輩はがくっと顔を落とした。

平松「そっかあ・・。あ、ありがとう。でもまあ盗まれるようなもの、入ってないから」


そう言って平松先輩はさわやかに笑った。



これだ。

この笑顔だ。

夕日に照らされてとても綺麗だった。


こんな・・・・男の人、いるんだ・・・・そう思った。


もっと話してみたい。

なんか憧れる。

こんな人になりたいーーーーーーー


俺はこの時点でもうこの学校に入る気まんまんだった。

平松先輩がこの学校にホントに入るかもわからないというのに・・・・・・



それから。


月日は経ち・・・・・
今日まで再開することはなかったのだった。


「はい、終了ーー。みんな自分の持ち場片付けて解散!」


顧問の先生の声でハッとなる。

全然進まなかった・・・・・・。


平松「途中まで一緒に帰ろう」

一樹「あ、はい」


俺はあわてて机の上を片付けたのだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


平松先輩と歩いている。


平松「なんかおとなしいよね。昔そんな感じだったけ」

一樹「はっ・・・・!??」


平松「え、だって君、中学のとき、俺のカバン勝手に見てたじゃん、はは」


バレてたんだ・・・・・

というか



覚えていてくれてたんだ。


一樹「覚えてたんですね。あのときはすいませんでした。でも何で・・」

平松「ドロボーかと思った奴のことそうそう忘れないよ、俺」


そう言って平松先輩は笑った。

平松「ていうか、君、全然変わってないし。さっき会ってすぐわかったよ」



なんてこった・・・・・・。


平松「同じ学校だったんだね。・・・・・これって偶然?それとも・・・」

一樹「あ・・・えっと、まあ」


どうしよう。

ホントのこと言ってしまおうか。


平松「まあ、いいや。これからもよろしく」


挿絵11縮小


平松先輩が笑顔になった。


そこには、

2年前と同じ、




夕日に照らされた綺麗な笑顔があったーーーーーーーーーーーーーー






つづく





あるカンです


自分の学生時代をベースというか参考というか思い出して頑張って書いてるので・・・・。
う~~んう~~~んっと思い出をたどって頭抱えながら必死に思い出しつつ・・・


そしてついに!平松先輩登場です。


今回苦労したのが夕日の塗り。
でもけっこう理想には近ずけたかなあ・・・

いや~~~~難しい・・・・


平松先輩は、
とにかく少女漫画に出てくるような王子様をイメージ。

いないよ、こんな人(笑

いるわけないってのw


そしてなんとモデルは
HEY SAY JUMP! の 伊野尾 慧くんです。

はい
私が彼、好きなだけです。

無類の美少年好きですから、私(笑

旦那さんにもショタコンショタコン言われます・・・・・

2次元と2.5次元くらい夢見させてくださいよ。


伊野尾くんがもってる、なんか品性があってほんわかしてて知性高そうでさわやか・・でも無邪気
それをそのまんま平松先輩にしましたw


髪型も顔とか雰囲気もそのまんま似せて描いてますがどうも似ない・・・・
でもこれはこれで逆にいいのかなって思いました。

キャラ表にも足しましたのでよかったら見てみてくださいね。


では。


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コメント
この記事へのコメント
平松先輩とうとう登場ですね!!**(*' '*)**
てか、いきなり鞄の中身拝見って、大胆な一樹くんwww
バレてる先輩とこれからどんな絡みが(←自重

自分の学校はカルチャースクールっていうのは無かったですね。
選択教養とか言うのがありましたが、バドやって遊んでた覚えがww
先生が格好良いと言う理由で決めてました(笑
2011/06/03(金) 11:02:22 | URL | 璃胡 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
こんにちは~~~~
はい、ついに登場です~~~。
平松先輩をどう動かすか、かなり模索していますwww

なるべくこのままのイメージでいきたいなっていう←

選択教養!・・・うちのもそんな感じだったのかなあ・・・・

璃湖さんは年上萌えなんでしょうか??ww
2011/06/04(土) 15:04:50 | URL | あるカン #-[ 編集]
年上も年下もどんとこいです!!wwwww
どちらかと言うとツン萌えですか(←聞いてない
王子様先輩強引なのか天然なのかまだ謎が多い感じなので、ドキドキしながら待ってます~v

選択は2年までで、3年になると補習授業になるのであまり先輩との交流とか無かった…orz
2011/06/04(土) 23:05:02 | URL | 璃胡 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
なるほど~~wwww

ツン萌えですか!!!!!

ツンデレ好きかな??

王子様先輩wwwwいいっすね、そのネーミング!!!もらったww←
平松先輩、自分では一番好きかな(笑
なんてったって、自分の理想をこれでもか!!と凝縮した人なんでw

コメントありがとうございましたあああ~~
2011/06/05(日) 23:18:43 | URL | あるカン #-[ 編集]
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