どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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WHITE ANGEL#20






家に帰る時にはすでに7時を過ぎていた。

俺が居間に入るとオヤジがめずらしくいた。


父「おう、一樹、元気だったか?奈那子ちゃんには優しくしてるか?お土産あるぞー」

また奈那子か・・・・二人して

どうしてくっつけようとするんだ


女は奈那子だけじゃないのに。
ましてや、俺・・・・・男を好きになってしまったし、Hまでしてしまったんだ・・・・


一樹「どこ、行ってきたの」

父「福岡だよ。飯上手かったぞーーー」

一樹「ふーーーん。オヤジってそういや九州生まれだったよな」

父「ああ。九州男児ってやつだ。男は強くなくちゃなあ!」


そう言ってオヤジは大口開けて笑った。

オヤジが若かりし頃はバブル全盛期だったらしく、頑張ってお金貯めて車買って女の子にアタックしてた

なんて話をよく聞かされたものだった。


”あの頃はよかった”

”日本が明るかった”

オヤジの口癖だ。


そんな事言われても、俺には全くピンとこないし、いつもイヤイヤ話聞いてた。


俺も・・・・いつか、


オヤジくらいの歳になったら、やっぱり同じことを思う日がくるのだろうか。


父「早くお前成人しろ。そしたら一緒に飲みに行こうな」

一樹「またそれかよ。母さんに休肝日作れっていっつも怒られてんじゃん」

父「俺から酒なくなったら、生きてて楽しいことないんだよ」


そう言って、オヤジは日本酒を飲んだ。



そして俺は居間を出たのだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


俺はベッドに横たわっていた。



今日・・・・平松先輩とHしちゃったんだ・・・・

つい先ほどの事なのに、やはり現実感がなかった。

しかもあの後、もう一回Hしたのだった。



これで


淳とはもう・・・・・終わりだよな・・・・・

これで、いいんだ・・・・


俺、本当に最低な奴だ

こんなんで好きになってもらう資格、ない


一樹「・・・・・・・」


あれ・・・・

周りがぼやけている・・・・周りが見えない


目から涙が一粒、こぼれた。


俺・・・・・・・泣いている

そして
大粒の涙がこぼれていく


一樹「なんで・・・・・どうして・・・・っ」


止まらない

滝のように涙がこぼれていく


淳を裏切った俺に、
泣く資格なんかないのに


だけどどうか神様、

今日だけ


思いっきり泣かせてください





俺は布団に顔をうずめて、声を殺してしばらく泣き続けたのだったーーーーーーーーーーー



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


あれから1週間が過ぎた。

先週、最後のカルチャースクールを俺は仮病使って休んでしまった。



平松先輩からあれから一度着信あったけど俺は出なかった
出れなかった


淳ともあれ以来会ってない

淳にあわせる顔がない


もう・・・・俺の事なんてきっと・・・何とも思ってないよな・・・



俺が廊下を歩いていると前から淳が友達と歩いてきた。



俺にきづくと、淳はすぐにそっぽを向いた

まるで何も見なかったように、俺の横をすれ違う


そして楽しそうに笑いながらいなくなった。


胸がズキンと痛んだ



もう


忘れよう


きっぱりあきらめよう

そうすれば・・・・きっと楽になる・・・・


もう
こんな辛い思いするのは嫌だ


恋なんてするから・・・・

人を好きになんてなるから、こんな辛いんだ

ならば好きにならなければ、いい



どこかの誰かもこう言ってた



恋愛なんて、本気になったら負けーーーーーーー



斉藤「古賀先輩」

後ろから斉藤が突然話しかけてきた。


一樹「・・・・何?」

斉藤「ちょっと、今時間ください」

一樹「俺、もう帰るから今度・・・」

斉藤「いいから!!来いよ!!」

一樹「なっ・・・・・」



そうして俺はわけわからず、斉藤に連れていかれたのだった。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~


斉藤「淳がフラれたっていってましたけど。古賀先輩にほかに好きな人いるって」

一樹「・・・・・・・」


屋上へ続く階段の途中にある踊り場で斉藤が言った。


斉藤「冗談ですよね?ケンカしただけですよね」

一樹「・・・・いや、冗談じゃないよ。セックスだってこないだした」


バキッ・・・・・!!!


俺は斉藤にグーでおもいっきり殴られ、後ろに倒れ込んだ。

一樹「・・・いってーーーーー・・・。何すんだよ!!!」


はあはあと息を荒立てて斉藤がすごい形相で俺を睨んでいる


斉藤「アンタ・・・・・ほんっと最低だな。淳が・・かわいそうだ!」

一樹「お前に関係ねーーだろ!外野はさがってろよ!!」

斉藤「このっ・・・・・」

小説挿絵20


斉藤が俺の胸元を掴む


一樹「お前がっ・・・これから淳と付き合えばいいだろ!!ライバルがいなくなってせーせーしてるんじゃねーーのかよ!!よかったじゃんか!」


そしてまた斉藤のパンチが飛んできた。


一樹「お前さっきから・・・・いいかげんにしろよ!!」


俺も斉藤を思いっきり殴った

斉藤「くっ・・・・・」


斉藤は左頬を抑えた。

斉藤「俺じゃ・・・・俺じゃだめなんだよ!!悔しいけど・・・淳が好きなのはアンタなんだよ!!!」

一樹「・・・・・・・っ」



そうして

しばらくお互いのにらみ合いが続いたのだったーーーーーーーーーーーー







つづく







あるカンです


一樹のお父さんが出てきましたね
一応45歳っていう設定です。バブルど真ん中

今の45歳って、みんな若いですよね、みかけも。

ではーー

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コメント
この記事へのコメント
斉藤くん、実は熱いキャラだったんですね。
拳でしか語れない事ってありますよね~大好きです^^

淳とうまく仲直り出来るのかな~~~><;
2011/06/29(水) 17:19:06 | URL | 璃胡 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
熱い・・・のかな?w
ちょっとやってることがクサくてすいません^^;

後は・・・ラストスパートに向けて頑張ります★
最後までどうぞよろしく~~!!!(ヲイ
2011/06/29(水) 20:57:02 | URL | あるカン #-[ 編集]
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