どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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WHITE ANGEL#21







斉藤「アンタはこれから淳とどうしたいんだよ!」

一樹「どうって・・・・淳はもう、俺なんかなんとも思ってないだろーし」

斉藤「アンタの気持ちがどうかって聞いてるんだよ!!ハッキリしろよ!」



自分の気持ち・・・・


斉藤が横に頭を振って、あきれたしぐさをした。

斉藤「もう、いいです。・・・・・淳、転校するかもしれないんですよ。いや、アメリカに留学するかもしれない」


一樹「え・・・・・・・・」


留学・・・・・

斉藤「淳、もともとアンタがこの学校にいたから家族の方に反対されてまで入った・・・のは聞いたかもしれないですけど、本当は医学の高校行って、アメリカの医大入る予定だったんですから」


一樹「・・・・・・・・」

斉藤「このままだと、本当にお別れですけど、いいんですか!?多分少なくとも7年以上は帰ってこないと思いますけど」



7年・・・


あっという間とは思えない年月に俺は思えた


それよりか、気が遠くなりそうな気さえした。



でも・・・・・


俺には、どうすることもできない。

決めるのは淳なのだから


一樹「俺にどうしろっていうんだよ・・・そんな事いきなり言われてもわかんねーよ」

斉藤「少しは自分で考えろってことです。俺や淳がどーのこうのじゃなくって、アンタが何をしたいのかってこと・・・・よく考えるんですね」


斉藤が階段を下りて行った。



俺はその場にしゃがみ込む


そしてしばらくそこでうずくまっていたのだったーーーーーーーーーーー



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


梅雨も明けて、夏らしい夏がやってきた

昼休み、俺は廊下を歩いている


夏が大好きな俺は
夏になるといつも、ワクワクして何か楽しい事がありそうでいてもたってもいられなかった


なのに

今年の夏はそんな気には全くなれなかった


今までで一番、最悪の夏を迎えようとしていた。


平松先輩からは相変わらずメールと電話の着信が入っていた


こんな・・・・

こんな状態のままじゃいけないのは、わかっている

しかし
何も行動を起こせないでいた。


突然俺の携帯が鳴った。

平松先輩からだった。


俺が待ち受け画面をしばらくながめていると

平松「携帯、なんで出ないの」

廊下の角の向こうに、平松先輩がいた


先輩がこっちに歩いてくる


平松「あの日・・・あの出来事は全部、まぼろし・・・だったのかな」

一樹「・・・・」

平松「乱暴したのは本当に申し訳ないと思ってる、ごめん。俺も余裕なかったから・・・・。俺、初めて人を好きになったんだ。俺だって・・・つらいんだ。このまま無視されるの、どれだけつらいかわかってほしい」

小説挿絵縮小21



いつもの真剣なまなざしだった

一樹「すいません・・・。今いろんなことありすぎて、整理できてないんです」

平松先輩が小さくため息をついた。


平松「そっか・・・。嫌われてるんじゃないかと・・・もう毎日気が狂いそうだったよ」

一樹「・・・・・」

平松「君の本当の、気持ちが知りたい。憧れや友達としてじゃなくて」


一樹「もうちょっと時間をください。身の回りの事、ちゃんと一つずつ片づけて、はっきりさせます」

平松「・・・わかった、ありがとう」


平松先輩の、久しぶりの笑顔



俺は

この笑顔に憧れたんだよな・・・




そして平松先輩がその場から去ったのだったーーーーーーーーー



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


一樹「あれ・・・奈那子」

菜々子「あ、一樹。この間はゴメンね。私、大人げなかった」


玄関の前、俺が入ろうとすると、ちょうど奈那子も学校から帰ってきたところだった


一樹「いや、いいよ。たまには・・・うちに来るか?」

奈那子「え!めっずらしいね~~。なんか話したいことでもあるんだー?じゃあお邪魔しちゃう」


俺たちが家に入ると母さんが出迎えてくれた



奈那子「うーーん、ひさしぶり。良子おばさん、お邪魔します」

母「奈那子ちゃん!久しぶりね。いっそう可愛くなっちゃって~」

奈那子「も~~~~~、相変わらずお世辞がうまいんだからああ!」


そういって二人はケラケラ笑った


・・・・・

一樹「じゃあ、麦茶もってくよ、せんべいも」

母「はいは~い」



奈那子「へ~~~、けっこう綺麗にしてるじゃん。前、来たときゴミ溜めみたいだったのに」


ゴミ溜め・・・・
もっとほかに言い方はないのか。


一樹「まあ、昨日母さんが掃除してくれたし」

奈那子「やっぱりね。ところで・・・なんかあった?前とはうって変わって深刻そうな顔してたから」



一樹「・・・・・俺、取り返しのつかないこと、した」

奈那子「・・・・・・」


男として


女にこんなこと相談するなんて情けなかったけど、誰かに聞いてほしかった



だけど奈那子はこの後何も聞かなかった


そして

俺をそっと抱きしめた


一樹「・・・・・・・・」


今までなら、暑苦しいなんて言って奈那子の手をはねのけてたけど

今は



心から嬉しかった

救われた気がした





俺は今


世界で一番

情けない男なんだ・・・・・・・きっと。



つづく





あるカンです
佳境に入ってきたかな。

暗い文書いてると、自分まで暗い気持ちになっちゃいますね

平松先輩の顔がなんか変、気持ち悪い・・・
あいかわらずひどくてすいません


平松先輩、最初描いた時は一樹に向かって正面に向いてたんですけど、
わざと方向ずらしてみました


さて実はもう

次の小説の主人公とプロットが出来ています。

次のはもうちょいエロ多いかも、そして結構シリアスになる予定


まあ、その前にこの小説を全力・・・ではないけれど(え
きちんと完結させます、何とかいけそうです


これも読んでくださってる皆様のおかげです

ありがとうございます!!(気が早いー


ではでは

失礼いたします

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コメント
この記事へのコメント
お久しぶりだにゃ~
前回の小説の記事にもコメントしたんですが、なんか出来てなかった(ノД`)

いやー、続きが気になりますにゃ(•∀•)

誰EDになるんだろー。
私としてはこの流れでノーマr‥(ry

またきますね~o(^-^)o
2011/07/02(土) 14:26:31 | URL | ゆいす #-[ 編集]
Re: お久しぶりだにゃ~
いやマジそりゃねーーよwwかんにんして
これ、BL小説だから。ノーマルにしたら苦情がくるわい!
テンション下がるような事、言わんといてえぇぇ・・・・orz
ゆいすちゃん、マジ無理はいかんよ、無理はwww
この先、次の小説でも絡みどんどんでてくるだろーしさあ。
いや、もうゆいすちゃんをいじめて辱めるかのごとく、どんどんエロ描くかなあ~~(←悪魔
けーーーっけっけっけw(殴

2011/07/02(土) 20:58:55 | URL | あるカン #-[ 編集]
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