どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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WHITE ANGEL#22





俺は奈那子に一部始終を話した


奈那子「そっか・・・・・」

一樹「・・・・」

奈那子「過ぎたことはもう仕方ないから・・・・これから一樹がどうするか、じゃないのかな」

一樹「ああ・・」

奈那子「もう答えは出てるじゃない。その子の事・・・高坂君の事、好きなんでしょ?忘れること、出来ないんでしょう?あとはもう、その気持ちをぶつけるしか、ない」


奈那子がニコっと笑った


奈那子「男らしい一樹はどこいったの!ほら!!前向きにいくってきめたんでしょう?」


奈那子が俺の背中をバンバン叩いた


そう・・・なんだ

こんな・・・・気持ちになったこと今までなかった俺は、
どうしていいかわからなくなっていたんだ


でも

自分の気持ちには嘘はつけないんだ


俺は・・・・



俺はやっぱり

淳が好きなんだ。


俺の中から淳を消し去ることなんてもう、出来ないんだ


一樹「奈那子、サンキュー。俺、奈那子が幼馴染で本当に良かった」

奈那子「や~だ!!そんなこと言うの一樹らしくないっ。いつものぶっきらぼうの一樹じゃないんだからっ」


そう言って奈那子は照れた

一樹「じゃあ、俺帰るな」

奈那子「頑張って!!・・・・バイバイ!」


そうして俺は奈那子の家を後にしたのだった。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

次の日、

俺は放課後に平松先輩を呼び出した


平松「話って・・・何かな」

一樹「俺・・・平松先輩の事は人として尊敬しているし、憧れてもいます。でも・・・それだけなんです。恋・・・ではないんです。・・・俺の軽はずみな行動で平松先輩を巻き込んでしまってすいませんでした」


平松「・・・・そっか。わかってはいたことだけど・・・これは・・・つらいね」

一樹「本当にすいません!」

俺は頭を下げた。


平松「ついにフラれちゃったか、俺。でも・・・はっきり言ってくれてありがとう」

平松先輩が手すりに肘を乗っけた。


一樹「これからは・・・友達として、お願いします」

平松「それは出来ない。いくら俺だって今まで通りに出来ないよ。それは・・残酷すぎるよ」


平松先輩が顔をうずめた。

平松「俺・・・もうこんな風に、人を好きになれない・・・きっと」


平松先輩が顔をあげて、屋上から広がる横浜の景色を眺めた


小説挿絵22縮小



やはり


その横顔は、綺麗だった

髪がサラサラと風になびいて綺麗だった


一樹「平松先輩・・・」


平松「ゴメン。もう行ってくれるかな。俺、しばらくここで一人になりたい」

一樹「わかりました・・・・。失礼します。大学受験、頑張ってください」


俺が後ろを向いて歩き出すと

平松「っ・・・・・・」


平松先輩が俺の制服のシャツを掴んだ。


そして

その場に崩れ落ち、床に伏せて震えた

平松「君に・・・・出会わなければ、よかった。もうっ・・もうこんな辛い思いするなら俺、一生恋なんてしたくないよ・・・・!」


平松先輩が俺の足元でうずくまった

子供のように震えてうずくまっている



俺だって・・・痛いくらい気持ちわかるんだ

人を好きになるって、きっと簡単なことじゃないんだ


みんなこうして辛い思いを経験して、大人になっていくんだ、きっと・・・




そして俺は

ただ・・・


そんな先輩の姿を見下ろすことしか、出来なかったのだったーーーーーーーーーーーー



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


7月にはいってからすでに2週目が過ぎて本格的に暑い夏がやってきた


淳にはメールと電話しても何も反応がなかった


仕方ないんだ

俺の行動が招いた結果なんだ。


でも俺はもう、自分の気持ちには嘘はつかない

俺には淳しかいないんだ


放課後、俺は淳のクラスに来ていた


淳の机に俺は座ると、斉藤が教室に入ってきた。


斉藤「淳ならここのところ学校来てませんけど」

一樹「・・・・」

斉藤「家・・・行ってみたらどうですか。俺、案内しますから」

一樹「斉藤・・・・・」

斉藤「ほら!気持ちが決まったなら、善は急げですよ」

一樹「ありがとう・・・・」



俺たちは淳の家に向かったのだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


夕方5時。


想像はしていたけれど、俺の家とは比べ物にならないくらい敷地がでかくて大きかった。

初めて目にした豪邸だった


斉藤「後は・・・・頑張ってください。じゃあ、俺これで」


俺はすっと手を出す

斉藤「・・・?何・・です?」

一樹「握手だよ。ありがとうってのと、これからは・・・本当の友達として、よろしくって意味だ」


斉藤「なっ・・・・なんですか、急に!古賀先輩らしくもない」

斉藤がそっぽを向いて照れ出した。


一樹「俺らしいってどんなん?」

斉藤「そりゃ・・・・なんかぶっきらぼうで、人をバカにしてそうなところ・・・とか」

一樹「なんっだよ、それっ。俺ってそんななんか!ひでーー」


俺が腹抱えて爆笑すると

斉藤も笑った


しばらく俺たちは笑いころげていた





久しぶりにこんな風に心から笑った気がするーーーーーーーーーーーーーーーー





つづく





こんばんは、あるカンです
今までのちょっと読み返したりしてたんですけど・・・


稚拙すぎて恥ずかしい(何をいまさら

ていうか、小説より、挿絵のが恥ずかしい・・・orz



今回で挿絵に平松先輩登場するの最後だと思います。
あと2話で終わりですので。


最終話頑張って書いていますよ。



学がちょっと出番少なくてかわいそうだったかな


いつも拍手と観覧感謝です★
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コメント
この記事へのコメント
先輩の辛さが痛いほど伝わって来て悲しくなりました。

あと2話、楽しみにしております!!
2011/07/03(日) 11:24:59 | URL | 璃胡 #-[ 編集]
こんにちは
あと2回ですか~。でも、完結する事が出来るというのも、すごい事ですよっっ。私は途中放棄?なりかけが多いですからっっ。シリーズものを書くからいけないのですけど。
そして、挿絵ですが、恥かしいですか?
私こそ挿絵にならない画力しか持っていないので、たまに載せては引きつり笑です。笑
だから、↓の記事。
うらやましいです。私も描いてほしい。笑
図々し過ぎるコメントなんで、スルーして下さいね。笑
2011/07/04(月) 11:15:06 | URL | ばけもぐ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
はい・・・先輩かわいそうです・・・
小説当初は、平松先輩とくっつける予定だったんですけどね、実はw

あと2話ですが、どうぞよろしく~~~!!
2011/07/04(月) 23:17:54 | URL | あるカン #-[ 編集]
Re: こんにちは
そうですね~完結するのってやっぱり大変です(汗
ばけもぐさんのキャラをですか!!www

でもそのうち機会がありましたら落書きレベルですが、ちょっと描いてみたいです★

いつもコメントありがとうございます~
2011/07/04(月) 23:20:04 | URL | あるカン #-[ 編集]
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