どーでもいいBL小説部屋

創作BL小説を挿絵付きで書いています
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From the bottom of the dake #13





辺りも暗くなり一日の仕事を終え、俺が通路を歩いていると、梶浦が有理の個室に入るのが目に入った

日吉「・・・・」

するとしばらくして梶浦の声が聞こえた

なんだろう・・・・
普通に会話してるような感じではなかった

俺は有理の個室の前に立ち、ドアに耳をあてた

梶浦「・・・・して!!どうしてアイツなんですか!!相沢なんですか!!」
日吉「・・・・・!」

梶浦「俺、心から有理さんの事、尊敬してるんです。有理さんの事、好きなんです!!」

梶浦が有理に告白している
俺はさらに耳をすませた

梶浦「相沢と仕事するのも本当に辛いんです。どうにかしてください!!やめさせてください!!」
有理「ふざけるな。・・・お前、最近成績もずっと最低だし、まず自分の仕事をしっかりこなしてからそういう事は言うんだな。はっきり言って、最近入った相沢のほうが仕事できてる」
梶浦「そんな・・・・・。俺だって・・・今まで必死に頑張ってきたんです・・・」
有理「仕事が嫌なら、お前が辞めるんだな」

有理の冷静で突き放した言い方に、俺はただ茫然とした
きっと・・・梶浦は、ショックを受けているだろう

梶浦「・・・そんな言い方ひどいです・・・・。俺には有理さんしかいないんです。一度でいいから・・・・俺、有理さんに抱かれたいです・・・相沢じゃないとだめなんですか。相沢の事、どう思ってるんですか」

俺は息をのんだ

そして
しばらく沈黙が続いた

有理「相沢がどうとか関係ない。とにかくお前とそうなる事は、ない」
梶浦「・・・・・そんな・・・・・」
有理「わかったなら早く仕事場へ戻れ。嫌なら辞めろ」

日吉「・・・・・・」

そして
ドアが開いて梶浦と衝突した

梶浦「・・・・・・っ!!!」
日吉「・・・・・・・」

梶浦の目から、大粒の涙が流れていた
梶浦が目を見開き一瞬時間が止まったかと思うとすぐに走っていった

日吉「・・・・・・」
有理「お前何やってんだよ。もしかして・・・ずっと聞いてたのか」
日吉「・・・・うん」
有理「・・・・ったくドイツもコイツも!早く仕事場に戻れ、うざいんだよ!」
日吉「・・・・・っ・・」

有理の怒鳴り声に俺は驚き、ドアを閉め、あわててその場を離れたのだった


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

日吉「あの・・・梶浦先輩、どこにいるか知りませんか」
三田「ん?どうだろうなあ。・・・そう言えば今さっきエレベーターで上がってくのは見たけど・・・でも上ってうちの会社ないしどこ行ったんだろう。・・・何かあったの?」
日吉「いえ・・・ちょっと仕事で聞きたい事あって。ありがとうございます」

上ってことは屋上・・・だろうか?

そして俺がエレベーターで屋上へ向かい、重いドアを開けると・・・・

梶浦がうずくまって声を殺して泣いていた

梶浦が俺に気付くと、立ち上がった


梶浦「どうして・・・・どうしてお前なんだよ・・・っ!!」
日吉「・・・・・」

梶浦「俺には・・・・俺には有理さんだけなんだ!!有理さんしかいないんだ!!!頭も悪くて何もできないこんなダメな俺に手を差し伸べてくれたのが有理さんだけだったんだ・・・!!」
日吉「・・・・・」


梶浦「俺・・・・今までの人生、なんだったんだろうな・・・・もう・・・・生きてる意味、ない」

そう言って梶浦が手すりに手を掛ける

日吉「・・・!梶浦先輩、ちょっと」
梶浦「最後にお前の顔見るとか・・・・ホント、俺の人生って最悪」
日吉「わかりましたから!!!どうか・・・どうかはやまらないでください!お願いします!!」

俺は少しづつ前へ出る

梶浦「来るな!!こっちに来るな・・・・!」
日吉「お願い・・しますっ!!」

俺は願った

少しして
梶浦がゆっくり空を見上げ


梶浦「有理さん・・・・さようならーーーーー」

そう言い終わらないうちに梶浦の体が倒れーーーーーー消えた


俺は一目散に駆け出す

まるで、スローモーションのようだった




「きゃーーーーーーーーーーーー!!!!!」

下から女性の悲鳴が、聞こえた


俺の膝がガクガクいっている
力が入らず俺は、その場に崩れ落ちた


小説2挿絵13


日吉「嘘だ・・・・こんなの・・・嘘だ・・・!どうしてっ・・・・・」


俺は
頭を抱えうずくまり、しばらくそのまま動けないでいたーーーーーーーーーーーーー





つづく





あるカンです


今回の挿絵、今までで一番苦労したかもしれません
日吉と梶浦の絵で同じ時間ではないんですが、
梶浦を描きたかったので入れました

こういうシーンも、もっとしっかり構想練って、
そして画力と構成力があれば、きっと素晴らしい場面になるんでしょうけど
今回もいつも以上に自分の技量のなさに心底愕然としました

難しいなあ・・・ほんと・・(泣


梶浦の表情も何回描いても納得いかなかった


小説はまあこんな感じで

鬱展開まっしぐらでございます(;´▽`A

梶浦の、有理への愛は本物ってことで


最近ほんと小説書くペースが落ちています
頭をひねり出してもなかなかネタが出てこない・・・

う~~ん、困った・・・



拍手コメントのお返事です↓


眞瀬様☆

ご訪問&コメントありがとうございました(´∀`)
そして楽しんでいただけたようで嬉しいですっ
こんな感じでぐだぐだですが、
今後もお付き合いいただけたら嬉しいです。
ありがとうございました!


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